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職務経歴書

職務要約

MLOps チームリード(5 名)として、DAU 20 万人(累積 640 万 NUU)のタイトル向け ML 推論基盤を 0→1 で設計・構築。Spanner クエリ最適化(CPU 83% 削減、特徴量集計 SQL Read 平均レイテンシ 100ms→20ms)、Dataflow ストリーミングパイプライン設計(CloudRun 20台→1台)、運用コスト 30% 削減($200/day→$140/day)を達成。Query Insights で複数回テーブルスキャンを特定し CTE+JOIN を排除、Terraform IaC(5000+ lines)による全インフラのコード化を推進。DS/Data との技術的トレードオフ分析(レイテンシ vs コスト vs 精度)を主導し、3 チーム横断で合意形成を実現。


コアスキル・技術スタック

プログラミング言語

言語 経験年数 主要技術・フレームワーク 実務経験
Python 4 年 + 3 年 Gunicorn, FastAPI, Pydantic, Kubeflow, Airflow, PyTorch, Pandas, Polars, dbt, Apache Beam ML 推論 API 開発、データパイプライン構築
Java 3 年 Apache Beam Dataflow ストリーミングパイプライン
Terraform 3 年 HCL IaC による GCP インフラ管理、CI/CD パイプライン構築
SQL 2 年 BigQuery, Spanner, dbt データ分析、クエリ最適化、Feature Store 設計
Go 1 年 - サーバー・バッチジョブ実装

開発環境: uv, ruff, ty, pytest, sqlfluff, pre-commit

Google Cloud Platform

カテゴリ サービス
Compute CloudRun, Vertex AI Pipelines, Composer
Data BigQuery, Spanner, CloudStorage, Firestore
Streaming Pub/Sub, Dataflow
ML Vertex AI Workbench, Vertex AI Pipelines
Ops CloudLogging, CloudMonitoring, Artifact Registry

インフラ・DevOps・MLOps

領域 技術・ツール
IaC Terraform
Container Docker
CI/CD GitHub Actions
ML Workflow Kubeflow, Vertex AI Pipelines
Data Workflow dbt (Composer によるオーケストレーション)
専門領域 リアルタイム・バッチ推論、Feature Store、ML パイプラインオーケストレーション、モデルデプロイ自動化、コスト最適化

保有資格

資格 リンク
Google Cloud Certified - Associate Cloud Engineer Credly
Google Cloud Certified - Professional Cloud Developer Credly

職務経歴

株式会社ディー・エヌ・エー

IT本部 AI・データ戦略統括部 データ基盤部 ゲームエンタメ第一グループ MLOps エンジニア 2023 年 4 月 - 現在

プロジェクト一覧

# プロジェクト名 期間 役割 主要成果
1 ニアリアルタイム / バッチ ML 推論基盤
DAU 20 万人, 累積 640 万 NUU
2023/04 - 現在 MLOps チームリード(5 名)
設計・実装・最適化を主導
Spanner CPU 83% 削減、CloudRun 20台→1台、コスト 30% 削減、技術的トレードオフ分析を主導

1. ML 推論基盤(DAU 20 万人、累積 640 万 NUU)

プロジェクト概要

項目 内容
目的 ユーザー体験向上のためのニアリアルタイム / バッチ ML 推論基盤の設計・構築・運用
スケール 累積 640 万 NUU(New Unique Users), DAU 20 万人
期間 2023 年 4 月 - 現在(継続的な開発・改善)
役割 MLOps チームリード(5 名をリード、アーキテクチャ設計・実装・最適化を主導、DS/Data チームと協働)
チーム構成 MLOps: 5 名、Data: 5 名、DS: 2 名 + バックエンド・クライアント(複数チーム)の計 12+ 名と協働

担当役割・責任範囲

領域 詳細
アーキテクチャ設計 システム全体のアーキテクチャ設計、GCP サービスの技術選定と組み合わせ戦略、スケーラビリティ・可用性・コスト効率を考慮した設計方針の策定
実装 推論 API(FastAPI + Gunicorn + CloudRun、TTL 付きキャッシュ 24h)、ニアリアルタイム特徴量生成パイプライン(Pub/Sub → Dataflow (Apache Beam/Java: ログフィルタ 55% 削減 + Window 集約) → Pub/Sub → CloudRun (Python: 特徴量集計) → Spanner)、ML パイプライン(Vertex AI Pipelines)
インフラ構築・IaC Terraform による全インフラのコード化、CI/CD パイプラインの設計・構築、セキュリティ・ネットワーク設計
運用・最適化 監視・アラート体制の構築(CloudLogging, CloudMonitoring)、パフォーマンスチューニング、コスト最適化施策の立案・実行
チーム横断推進 DS とのモデル要件定義・パフォーマンス改善協議、Data エンジニアとのデータパイプライン設計調整、バックエンド・クライアントチームとの API 仕様策定・連携
主要技術スタック
  • GCP: CloudRun (推論 API、特徴量集計)、Spanner (特徴量ストア)、Dataflow (ストリーミングパイプライン)、Pub/Sub (イベントハブ)、Vertex AI Pipelines (ML ワークフロー)、BigQuery (データ分析)
  • IaC: Terraform による全インフラのコード化

主要プロジェクト実績

1. クロスファンクショナル合意形成(リアルタイム vs バッチ推論)
項目 内容
Situation DS チームは「全ログをリアルタイム処理」を要望(レイテンシ最小化)、MLOps/Data チームは「実装・運用コストの増大」を懸念。
Task レイテンシ・モデル精度の 2 軸で定量分析し、ビジネス価値を最大化するアーキテクチャを決定
Action 定量分析: p95 レイテンシ 50ms(バッチ) vs 150ms(リアルタイム想定)、SLO 80ms は両方達成可能
仮説検証: 24時間周期バッチ推論でも AUC 0.8 以上維持を DS と共同で実証
提案と合意形成: バッチ推論(Vertex AI Pipelines)への切り替えを提案し、DS/Data/MLOps の 3 チーム合意を獲得
実装リード: MLOps チーム 5 名の task 分解・レビュー・ブロッカー解消を主導
Result DS/Data/MLOps 3 チーム合意、バッチ推論(Vertex AI Pipelines)へ方針決定
• モデル精度維持(AUC 0.8 以上)、実装工数大幅削減によりリリース期限達成
2. Spanner パフォーマンスチューニング(CPU 83% 削減、レイテンシ 80% 改善)
項目 内容
Situation リリース直後、バッチ ML 推論結果の書き込みで Spanner CPU 100% 到達、2-4 Nodes へ自動スケールし、一時的にレイテンシが悪化
Task 1 Node で安定稼働させつつ、レイテンシを向上させる
Action 根本原因分析: Query Insights で複数回テーブルスキャンを特定(CPU 30% の原因)
クエリ最適化: 構造を根本再設計(複数 CTE+JOIN → 単一スキャン+GROUP BY)
DS/Data チームと協議: 特徴量取得頻度を最適化
Result Spanner CPU 83% 削減(30%→5%)、1 Node 安定稼働
特徴量集計 SQL Read レイテンシ p95 で 80% 改善(100ms→20ms)
3. ストリーミングパイプライン最適化(CloudRun 20台→1台)
項目 内容
Situation ニアリアルタイムに特徴集計をする CloudRun インスタンス 20台が常時稼働しコスト増大懸念
Task CloudRun インスタンス数を削減しつつ、特徴計算を維持
Action 上流フィルタリング: Dataflow(Apache Beam/Java)で不要なログ種別を 55% フィルタリング
Window 集約: Fixed Window(60秒)で時系列集約を実施し、特徴集計回数を 95% 削減
疎結合化: Pub/Sub による非同期処理でパイプライン安定性向上
Result CloudRun インスタンス数 95% 削減(20台→1台)
• 特徴量精度を維持しつつ、運用コスト削減達成
4. バッチ ML パイプライン構築(24時間サイクル、ReverseETL)
項目 内容
Situation バッチ推論結果を Spanner へ連携する際、BQ からの直接書き込みでは Spanner 負荷増大と BQ コスト増大の懸念
Task Spanner 負荷と BQ コストを削減しつつ、推論結果を迅速に Spanner へ連携
Action Vertex AI Pipelines: 24時間サイクルでバッチ推論を実行し、結果を BQ へ書き込み
BQ → GCS export: BigQuery から Cloud Storage へ効率的にエクスポート
Dataflow による ReverseETL: Dataflow(Apache Beam)で GCS から読み取り、Spanner へバッチ書き込み
疎結合化: BQ と Spanner を直接接続せず、GCS を中間層として安定性向上
Result Spanner 負荷削減と BQ コスト削減を両立
• 24時間サイクルで推論結果を安定的に Spanner へ連携
• エンドツーエンド ML パイプラインの確立

最終更新日: 2026 年 8 月 6 日